ストレスって、とっても厄介ですよね。ストレスを無くすことは不可能だと言われています。それは、環境によってもストレスを感じるからです。
そういったことも含めて、今回はストレスの正体について、お伝えします。
正体を知ることによって、対処がしやすくなればと思います。
ずばり、ストレスの正体とは?
お分かりの方もいると思いますので、最初にずばりお伝えしますが、
ストレスの正体は 「強い刺激」です。
メンタルだけでなく、身体にも多くのストレスがかかっています。
身体のストレスの一番は、感染症に関連している「細菌、ウィルス、かび」などがあります。
それ以外にも、強い光、きついにおい、騒音、暑さ寒さ、紫外線などもストレスです。
これらに対抗するために、人は「反応します」
細菌やウィルスに対しては攻撃して、やっつけようとします。
暑さ寒さに対して、人は体温調節しようとします。
つまり、人が反応するほどの刺激がストレスです。これは環境によるもので、これこそが人間の環境対応力であったりするので、なくすことはできません。
逆に、反応しなくてもよいものは、ストレスではないですよね。
メンタルストレスとは
皆さんが気になっているのはメンタルストレスのことだと思いますので、そちらに話を振ります。
メンタルストレスの原点は「外敵に対する反応」です。
つまり、外敵が現れたときに「戦うか、逃げるか」という反応です。
そのときに、交感神経が働いたり、副交感神経が働いたりして、メンタルが大きく動きます。
そして 「戦いたくもないし、逃げられない」というときにメンタルストレスがおこることが大部分です。
メンタルストレスの対処法!
もし可能であるならば、「戦う」「逃げる」の選択をはっきりとしてみてください。それだけでストレスは軽減できます。
逆に、「戦えない」「逃げられない」場合は、残念ながらストレスはなかなか消せません。皆さんが悩んでいるのは、こういう状態ではないでしょうか。
しかし、根本的にストレスを減らしたければ、どちらかを選んで、徹底的に「戦う」か徹底的に「逃げる」かしなくてはなりません。
そういうときは、腹をくくって、積極的に「戦う」か「逃げる」かを選択してください。
例えば、「明日の仕事、うまくできそうにないし、いやだなぁ」というときは、
本気でその仕事に向き合って準備するか、その仕事をほかの人に押し付けて放棄するか、しかストレスを消せないのです。
そのまま、どちらもせずにずるずると嫌な状態のままいくと、ストレスいっぱいの状態で仕事をすることになります。
もちろん、これを選択しても「プレッシャー」というのは残りますが、これはストレスとは別と考えるほうが良いと思います。
妄想によるストレス
心配性の人は、現実に起こらなくても 「もし、あれが、ああなったらどうしよう」とかいう自分の想像上の防御反応でなっている場合もあります。
確かに、備えることが必要な場面もありますので、それはそれで「入念に準備してよかった」と思うことができれば、次第にストレスが軽くなることがあります。
メンタルを鍛えるとは?
よくメンタルを鍛えるといいますが、それはどういうことでしょう。
- 「雑魚は相手にしない」=振り払う
- 「戦う」「逃げる」を積極的に選ぶ=「腹をくくる」
- 「 自分の思い込みの妄想」を起こさないようになる
主に、これらの3つがメンタルを鍛えるときに意識することです。これらを知ることでも、ずいぶんとメンタルストレスに対応しやすくなります。
具体的にどうするのがいいのかは、それこそ、人によって違いますので「あなたがどう反応したいか」を落ち着いて考えることです。
特に、「嫌われる勇気」などのものは「1」を志向していると思われますし、いわゆるマインドフルネスでは「3」の方向性で、ストレスを軽減していたりします。
まとめ
なお、さきほどお伝えしたように、からだのストレスがメンタルに影響することがありますので、必要なら医療機関を受診してください。
ストレスは基本的になくすことはできません。うまく反応して、ストレスに負けない健康な生活を手にいれてください。